フライフィッシング初心者の課題①           クローズド・ループ

 前回、毛糸の長さを変えることでキャストのタイミングや力、そして感覚は変わるということを体験してもらいました。

(このステップを実践されていない方は、試してからこの回を読んで頂くとより深く理解できると思います。)

具体的には、毛糸の長さを2倍にしてキャストしたわけですが、その時あなたのループにどのような変化が起こりましたか?

もとの70cmの長さでキャストしていた時と何ら変わらなかったという人は、毛糸を長くしてもその長さに合ったタイミングと力でキャストできていたということです。

 一方、ループの形が変わってしまったという人はどのように変わってしまったのでしょうか?

恐らく、毛糸の先端が閉じてしまった(下に垂れ下がった)のではないでしょうか?

フライフィッシングをはじめたばかりの人が、必要以上にラインを伸ばそうとしてできてしまうのがこのクローズド・ループ(テイリング・ループ)です。前回はその状況を意図して作ってみたわけです。

実は、このクローズド・ループ自体に良し悪しはありません。

例えば、渓流など流れのある場所でフライフィッシングをする時、クローズド・ループを上手に利用してキャストすれば魚を釣るチャンスを増やすことができるのです。

しかし、自分の意思で扱わないとライン同士が絡むなどトラブルが頻発する厄介なループでもあります。
 
 ここではフライキャスティングをはじめたばかりの人が図らずも作ってしまうことの多いループ、クローズド・ループとそのコントロール方法についてご説明します。

 a.クローズド・ループとは 

 クローズド・ループとは、文字通り(ラインの先端が)閉じられたループのことです。このループができるのは、ラインの長さに対してキャストが力不足のとき(ラインに力を十分載せていない、あるいは、載せられていないとき)です。

ラインに力が十分伝わっていないため、ループに推進力が生まれず、結果としてライン先端が下に垂れ下がるのです。



            再生ボタンを押すと動画が見られます。 

 そこで、このループを通常の(閉じても開いてもない)ループに戻すには、力はそのままでラインの長さを短くするか、ラインに伝える力を増やすかのどちらかになります。

クローズド・ループが自分の意思に反してできてしまっている場合、ラインの長さを短くすれば大概ループは閉じなくなり(下に垂れ下がらなくなり)ます。

難しいのは、そのような場合にラインの長さを維持したまま(変えずに)どのようにクローズド・ループを克服するかです。

 b.クローズド・ループのコントロール 

 クローズド・ループをコントロールするための鍵は、 

「ラインをいかに長く引けるか。」「ラインをいかに強く返せるか。」
にあります。 

 ラインの長さを長くしたからには、引く距離も長く取らなければラインは真っ直ぐに伸びきってくれません。

ロッドを使わないこの上達法では、文字通り全身を使った運動になります。上半身だけでなく、下半身も柔軟に使い、ライン(毛糸)を引いてみましょう。前後に体をタイミングよく動かすことがポイントです。

 これは、素手で行なうキャスティング練習だけに限った特殊な練習ではありません。ロッドを使ってキャスティングの距離を競うトーナメント・キャストでは、まさにこの全身を使ったキャストをしています。それは、人がロッドの延長として機能している証拠です。 

通常の釣りでは、ここまで全身を使ったキャストは必要とされませんが、湖や海で遠投する場合は、やはりそれなりに全身を使ってキャスティングを行います。

 しかし、いかに全身を使って毛糸を長く引いたとしても、前後のキャストとも手首を力強く返さなければ毛糸に力は伝わっていきません。

そこでお勧めするのが、鉄アレイを使った練習です。

 練習の目的

 ○手首の可動域を広げること 
 ○手首を力強く振れるようにすること

 素手で行うキャスティング練習ではフライ・ロッドフライ・ラインも使っていません。

とても軽い素材「毛糸」を使うことで、力を伝えるという非常に繊細な感覚を養うことができます。

 しかし、実際のキャスティングに必要な筋力を付けるという点では不十分でもありました。そこで、この欠点を補うために鉄アレイの重さを借ります。

約500gの負荷を掛けることで、手首をより大きく曲げられるようになり、手首と腕に筋力を付けることができるのです。

 練習方法

 今までと全く変わりません。重さ500gの鉄アレイサムオントップの握り方で持ち、フォルス・キャストの動作をしてみましょう。

コツはしっかりと手首を返す(振りきる)という点です。自分の手首と相談しながら振りを大きくしていきます。

 また、色々な角度で振ってみたり、手首を時計回りや反時計回りに動かすことでも手首を柔らかくすることができるでしょう。

手首と腕に筋力を付け、手首をより深く曲げられるようになれば、より大きく、そして力強く手首を振ることができるようになるのです。



            再生ボタンを押すと動画が見られます。

 ※注意※

この練習は、周りに人や物がない場所で行いましょう。また、力任せに振ったり、長時間続けて振ることは怪我や手首などを痛める原因となります。ゆっくりと自分のペースで行って下さい。

 ※警告※

上記を守らず何か行ってしまったとしても責任は取れませんのでご注意下さい

 以上、クローズド・ループができる要因を知りその解消方法が分かれば、ラインの長さに関わらずこのループを使うか使わないかを自分で決められるようになります。

<前のページ>         <目次に戻る>          <次のページ> 


拍手する

コメント(0) | page top↑

フライフィッシング初心者の課題②           オープン・ループ

 フライフィッシングをはじめたばかりの人が、意図せずに作ってしまうことの多いもう一つのループがオープン・ループです。

このオープン・ループ自体にも良し悪しはありません。

実際のフィールドでもこのループのキャストはよく使います。しかし、このループも自分が意識して使ってなければコントロールしているとは言えません。

 a.オープン・ループとは

 オープン・ループとは、キャスティング中のライン先端が開いたループのことです。このループができるのは、ラインの長さに対して手首を返す動きが大きい時です。

キャスティングに慣れていない人の場合、主にロッドを力任せに振ってしまっている時にできます。



            再生ボタンを押すと動画が見られます。

 このループを通常のループ(ラインの先端が開いてもなく、また閉じてもいないという意味)に戻すには、手首の振りをコンパクトにして、ラインに伝える力を分散させず集中することです。

 b.オープン・ループの克服

オープン・ループ克服の鍵は、

「いかに手首を返す動きをコンパクトに保ったまま力をラインに載せるか」というところにあります。

 フォルス・キャストをする時、フォワード・キャストバック・キャストは相関関係にあります。どちらか一方に問題があれば力の上手く載ったフォルス・キャストはできません。

特にバック・キャストの際にラインをしっかり伸ばしておかないと、それに続くフォワード・キャストのループに力が載りません。

フォワード・キャストは、ボールを投げる動作に近いので慣れやすく、何となく目で見て確認するため意外と簡単に修正できてしまいます。しかし、バック・キャストで手首を返すという動作は、普段使わない筋肉を使うためなかなか違和感が取れないのではないでしょうか?

そこでお勧めするのが、バック・キャストに特化した練習です。

 練習の目的

○バック・キャストでもコンパクトに手首を返し(自分の意思で)ループを作れるようにすること。

 練習方法

 手を体の前に軽く伸ばし、水平ではなく、垂直上方向に向かってキャストします。ちょうどヨーヨー遊びと上下対称の動きになります。

最初、毛糸の長さは短くても構わないのでループができるところをよく見てきっちりとターン・オーバーさせましょう。



            再生ボタンを押すと動画が見られます。

 短い毛糸の長さで出来るようになったら今度は少し毛糸の長さを長くしてやってみましょう。

また、その練習と平行して、フォルス・キャストの練習も続けてみて下さい。少しずつではありますがオープン・ループを克服できるようになる筈ですよ

<前のページ>         <目次に戻る>          <次のページ> 


拍手する

コメント(0) | page top↑

フライフィッシング初心者の課題③           ワイド・ループとタイト・ループ

 ラインの先端が開いてもなく、また閉じてもいない(ループを形成するラインの幅が一定)ワイド・ループタイト・ループ

これらのループを使ったキャストができるということは、そのフライフィッシャーマンがループをしっかりとコントロールできていることを表しています。

なぜなら、クローズド・ループオープン・ループを作らないようにすればループは必然的にワイド・ループかタイト・ループのどちらかになるからです。

それでは、これの二つのループの違いは一体何でしょうか?

実は、ワイド・ループとタイト・ループに明確な差はありません。ループの幅が広いか狭いかは、あくまでも見る人の主観によるのです。
(※下記参照)



             を押すと動画が再生します。

 幅が厳密に一定のループを作ることは非常に困難です。それはあくまでも理想です。(だからこそ、多くのフライフィッシャーマンがきれいなループでキャスティングすることに憧れるのかも知れません

大切なのは、その幅をどのように“広げたり”“狭めたり”するかということです。

ここでは“ループの幅”をコントロールをするためのちょっとしたコツをお話しましょう。

 大切な親指の役割

 この「素手で行なうキャスティング練習」ではフライ・ロッドを使っていません。そのロッドの代わりの役目を果たしているのは自分の体であるという話は以前もしました。

しかし、親指については、これまで毛糸の握り方(サム・オン・トップ)の所でしか言及していませんでした。

ところが、親指はそのようなことに留まらず、フライキャスティングでループを作り出す際に非常に重要となるロッドのティップ(先端のこと)の役割も果たしているのです。

この親指の使い方次第で毛糸のループ幅を広げることも狭めることもできるようになります。

 手順としては、今まで説明してきた通り

 ○毛糸を“引く”ことにより直線を作り、
 ○手首を“返す”ことでその直線を幅が一定のループに作り変えたら、
 ●最後に親指を使ってその幅を調整する

 というわけです。

 もちろん、全ての動作はそれぞれが独立したものではなく滑らかに連動したものでなければなりません。

毛糸の先端が開いてもなく、また閉じてもいないループの幅を変えるにはとても微妙な調整が必要になります。その調整に大袈裟な動作は必要ありません。

特に、タイトなループを作る時のキャスティング動作は、ほぼ直線でありそれにわずかに手首を返す動作が加わるだけです。

 ワイド・ループとタイト・ループを作る練習をする時は、まずは自分で自信を持っている毛糸の長さで練習をはじめてループ幅を調整する感覚を掴んでみましょう。

 ※参考

 米国フェデレーション・オブ・フライフィッシャーズ(FFF)のインストラクター試験の中では、35フィートから40フィートのラインを出してキャストする場合、きわめて広いループの幅を4フィート以上、幅の狭いループを2フィート以下としています。



             を押すと動画が再生します。

<前のページ>         <目次に戻る>          <次のページ> 


拍手する

コメント(0) | page top↑

Q&A 

各質問文をクリックするとパネルが開きその解答を読むことができます。もう一度質問文をクリックするとパネルは閉まります。

 ― この上達法について ―

 Q1.フライキャスティングとは何ですか?
 フライフィッシングをする時に必要な、ロッド(釣り竿)とライン(釣り糸)を使いフライ(毛ばり)をキャストする(投げる)動作のことを言います。
 Q2.“自宅で”とはどういう意味ですか?
 読者の皆様の“自宅内で”という意味です。部屋の中で行えるフライキャスティング練習から説明をはじめています。
 Q3.フライフィッシングをやったことがありません。
 問題ありません。この上達法はフライフィッシング入門者・初心者向けに書かれたものです。子供から大人まで、フライフィッシングに興味のある方であればどなたでも取り組めます。
 Q4.フライフィッシングの道具を持っていません。
 大丈夫です。この上達法は、まずフライフィッシングのタックル(道具)を使わないキャスティング練習からはじめています
 Q5.練習する時間がありません。
 一度にまとまった練習時間を取る必要はありません。ちょっと空いた時間に、好きな時間だけ、気軽に練習することができます。但し、継続して練習する必要はあります
 Q6.この上達法を読むだけでキャスティングは上手くなりますか?
 残念ながら、この上達法を読むだけでフライキャスティングができるようになるわけではありません。「真のキャスティング技術は、実際に釣りをする中で身に付く。」と考えています。したがって、この上達法はフライフィッシングをはじめるきっかけ、あるいはそれを補うものとしてご利用下さい。
 Q7.どうして練習で毛糸を使うのですか?
 理由は二つあります。まず、できるだけたくさんの人にフライフィッシングのキャスティングの基礎を“気軽に”体験してもらいたいと考えているからです。そこで、手に入れやすく、軽量で、自宅(室内)で練習をしても怪我や事故につながりにくい毛糸を選びました。もう一つの理由は、「フライフィッシングは“ラインを操る”釣りである。」という点に着目しているからです。ラインの操り方の基礎は、フライフィッシング専用のラインの代わりに毛糸を使うことでも学べるのです。
※但し、練習する前に必ず「重要事項の説明」をお読み下さい。
 Q8.毛糸がないんですが…
 「毛糸が手元にない!」という方は、毛糸を手に入れるまでの間、手拭い、もしくはタオル(全長80cmくらいの物)でも構いません。但し、毛糸に比べて重量があるので取り扱いには十分注意して下さい。 毛糸については、こちらをご参照下さい。
 Q9.フライロッドはどんな物を用意すればいいですか?
 特に指定はありません。自分が釣りをする時に使う物を用意して下さい。尚、この上達法ではシングルハンド(片手)用ロッドを使ったキャスティング方法について解説しています。
 Q10.シングルホールやダブルホールについて学べますか?
 残念ながら、この上達法ではホールの技術(キャスティングの時、ラインスピードを上げるためにフライラインを引く技術)についてまでは言及していません。ホールについては、詳しく紹介しているサイトや書籍が他にありますのでそちらをご覧下さい。
 Q11.疑問や質問があるのですが。
 疑問・質問・相談等については、左の「お問い合わせ」でお受けしています。こちらでわかる範囲でお答えさせて頂きます。


 ― フライフィッシングについて ―

 Q1.「フライフィッシングは難しい」というイメージがあります。
 確かに簡単ではありません(きっぱり)でも、特別に難しい釣りなわけでもありません。キャスティングの基本となる動作が独特なため習得に少し時間がかかるだけです
 Q2.「道具が高価」というイメージがあります。
 確かに、安くはありません。道具一式(ロッド、リール、バッキングライン、フライライン、リーダー、フライ)がセットなったものであれば2万円以内の物もあります。はじめは管理釣り場(いわゆる釣り堀)などで道具を借りてやってみるののもいいと思います。でも、一度道具を揃えてしまえばそれほどお金をかけずにつづけられる釣りでもあります。
 Q3.フライフィッシングはどこでできますか?
 川や湖、そして海でもできます。また、管理釣り場といういわゆる釣り堀でもフライフィッシングを楽しむことができます。
 Q4.どんな魚を釣ることができますか?
 イワナやヤマメ、そしてニジマスなどの鱒(マス)が主な釣りの対象魚です。中にはコイやブラックバスまたはシーバスを狙う人もいます。
 Q5.フライフィッシングに適したシーズンは?
 一般的に春から秋にかけてが適しています。但し、管理釣り場や海外釣行も考えれば一年中楽しめる釣りでもあります。
 Q6.何からはじめていいかわかりません。
 フライフィッシングと一言で言っても釣りをする場所や狙う魚によって道具や釣り方が様々です。そこで、まずは“動画YouTube フライフィッシング”を色々と見て自分がどこで(渓流、湖、海、管理釣り場)どんな魚(ヤマメ、ニジマス、鮭など)を釣りたいのかを具体的に思い描けるようにしてみてはいかがでしょうか?そうすると自ずと必要な道具と釣り方が決まってきます。
 Q7.体力に自信がありません。
 フライフィッシングは老若男女(性別を問わず子供から大人まで)誰でも楽しめる釣りです。最近は女性同士でフライフィッシングを楽しんでいる光景も目にするようになりました
 Q8.他の釣りの道具を代用できますか?
 フライフィッシングでは、他の釣りでは使わない専用の太いライン(釣り糸)とリール(ラインを巻き取って置くための道具)を使い、独特なキャスト(投げ方)をします。ロッド(釣り竿)については、代用できるものがあるかも知れませんがキャストにより大きな負担が掛かります。よって、出来ればロッドもフライフィッシング専用の物を用意されたほうがいいでしょう。


 ――――                         <目次に進む>                     ――――


拍手する
コメント(0) | page top↑

重要事項の説明

練習(れんしゅう)をはじめる(まえ)(かなら)ずお()(くだ)さい。

 「自宅(じたく)気軽(きがる)にはじめる!フライキャスティング上達法(じょうたつほう)」を実践(じっせん)する場合(ばあい)は、下記(かき)重要事項(じゅうようじこう)をお()(いただ)内容(ないよう)同意(どうい)した(うえ)ではじめて(くだ)さい。同意(どうい)して(いただ)けない場合(ばあい)同上達法(どうじょうたつほう)(おこな)わないで(くだ)さい。

 ○周囲(しゅうい)安全(あんぜん)確認(かくにん)してからはじめましょう。

 ○周囲(しゅうい)(ひと)動物(どうぶつ)、または練習(れんしゅう)障害(しょうがい)となる(もの)がないことを確認(かくにん)してからはじめましょう。

 ○(ひと)動物(どうぶつ)、または(もの)()けてキャストすることはやめましょう。

 ○(ほのお)やその()(かんが)えられる危険(きけん)(もの)()けてキャストするのはやめましょう。

 ○上記(じょうき)(まも)らず()こったことに(かん)して、またそれに付随(ふずい)して()こったことに(かん)して、著者(ちょしゃ)責任(せきにん)()わないものとする。
コメント(-) | page top↑

②場所の確保

 実際(じっさい)()以外(いがい)でフライキャステャスィングの練習(れんしゅう)をするとしたら、キャスティング・スクールに参加(さんか)して(おそ)わる、あるいは公園(こうえん)などの場所(ばしょ)自分(じぶん)練習(れんしゅう)するという方法(ほうほう)(かんが)えられます。

 どちらの方法(ほうほう)にもメリットがたくさんあります。しかし、どちらの方法(ほうほう)もいつでもどこでも(おこ)なえる練習(れんしゅう)方法(ほうほう)というわけではありません。

 スクールに参加(さんか)するには()まった時間(じかん)場所(ばしょ)()かなければなりません。また、参加費(さんかひ)()かる場合(ばあい)(おお)いでしょう。

 自分(じぶん)練習(れんしゅう)する場合(ばあい)には周囲(しゅうい)からの視線(しせん)()になります。また、自分(じぶん)周囲(しゅうい)安全(あんぜん)(たい)して十分(じゅうぶん)()(くば)必要(ひつよう)があります。これではなかなかキャスティング練習(れんしゅう)没頭(ぼっとう)することはできません。

 実際(じっさい)()以外(いがい)でフライキャステャスィングの練習(れんしゅう)をしようとしても、その練習場所(れんしゅうばしょ)確保(かくほ)苦労(くろう)することが(おお)いのではないでしょうか
 
 そこで、自分(じぶん)()きな場所(ばしょ)()きなだけ練習(れんしゅう)することができるフライキャスティングの練習方法(れんしゅうほうほう)をこれからご紹介(しょうかい)します。

 この方法(ほうほう)であれば、練習場所(れんしゅうばしょ)(さが)手間(てま)一切(いっさい)()かりません。また、練習量(れんしゅうりょう)飛躍的(ひやくてき)()やすことはもちろん、シーズン(ちゅう)天気(てんき)のよい()()りに()かないで、キャスティング練習(れんしゅう)をするために時間(じかん)()くなどという必要(ひつよう)もありません。

 フライフライフィッシングのできるシーズン(ちゅう)は、できるだけ()()()き、実際(じっさい)()りの(なか)でキャスティングを(まな)んでいくことが大切(たいせつ)です。

 それ以外(いがい)時間(じかん)に、どれだけキャスティング練習(れんしゅう)集中(しゅうちゅう)できる場所(ばしょ)確保(かくほ)するかが、できるだけ(はや)くキャスティング技術(ぎじゅつ)向上(こうじょう)させる(かぎ)となります。

 その練習場所(れんしゅうばしょ)は、ずばり“自宅(じたく)”に確保(かくほ)して(くだ)さい

 ※本上達法(ほんじょうたつほう)は、スクールに参加(さんか)することや公園(こうえん)などで実際(じっさい)にタックルを使(つか)練習(れんしゅう)することを否定(ひてい)するものではありません。

<(まえ)のページ>         <目次(もくじ)(もど)る>          <(つぎ)のページ>


拍手する

コメント(-) | page top↑

A.素手で行なうキャスティング練習とは?

 フライキャスティングを練習(れんしゅう)するとき、自分(じぶん)のキャスティング技術(ぎじゅつ)上達(じょうたつ)しているかどうかを判断(はんだん)するのにとてもよい目安(めやす)となるものがあります。
それは、ループです。

 フライフィッシングにおいて ループ とは、

 キャストの(さい)()びていくフライラインが形作(かたちづく)()正確(せいかく)には()ではなくアルファベットのJやUの文字(もじ)()(かたち))のことをいいます。



             ()すと動画(どうが)再生(さいせい)します。

このループ(はば)(ひろ)げたり、(せば)めたり、(ひら)いたり、()じたり、自在(じざい)(あやつ)ることをループ・コントロール といいます。

 このループ・コントロールを習得(しゅうとく)出来(でき)れば、様々(さまざま)状況(じょうきょう)()わせたキャストができるようになるのです。そして、様々(さまざま)状況(じょうきょう)対応(たいおう)できるということは、それだけ(さかな)()るチャンスも()えるということを意味(いみ)します。

 (たと)えば、(とお)いポイントにいる(さかな)をターゲットにするときは、タイト・ループ(ループ(はば)(せま)い)キャストが必要(ひつよう)とされるでしょう。

それは、ループの(はば)(せま)くすることで、フライラインが()ける空気(くうき)抵抗(ていこう)(かぜ)影響(えいきょう)()らすことができ、ターゲットに()かってより直線的(ちょくせんてき)に、より正確(せいかく)にラインを()ばすことができるからです。(この(とき)、ループの(すす)方向(ほうこう)フライ()んで()方向(ほうこう)(おな)じです。)

 あるいは、(はや)(なが)れの()こう(がわ)のポイントにいる(さかな)をターゲットとするような場合(ばあい)、オープン・ループ(ループが(ひら)いた)キャストを使(つか)うことがあります。

 ループを(ひら)くことで、フライがターゲットに()かう一方(いっぽう)で、ラインを()とす位置(いち)自由(じゆう)()えることができるからです。(この(とき)、ループの(すす)方向(ほうこう)とフライの()んで()方向(ほうこう)はずれて((はな)れて)います。)

 このキャストでは、フライを(さかな)のいるポイントへ(とど)けることと、ラインを(はや)(なが)れの上流側(じょうりゅうがわ)()くことの両方(りょうほう)可能(かのう)にしています。

 ()り人は、こうしたキャストを状況(じょうきょう)(おう)じて使(つか)()けているのです。(けっ)して簡単(かんたん)なものではありませんが、ループ・コントロールを習得(しゅうとく)すればできるようになるキャストです。

 誤解(ごかい)(まね)くことを(おそ)れずに()うと、フライフィッシングとはロッドを使(つか)ってラインを(あやつ)()り、つまり、ループ・コントロールをする()りなのです。

そして、このループ・コントロールの基礎(きそ)気軽(きがる)(まな)ぶことができるのが

  毛糸(けいと)使(つか)って素手(すで)(おこな)うキャスティング練習(れんしゅう) です。

※この練習(れんしゅう)でロッドは使(つか)いません

また、毛糸(けいと)をフライ・ラインに見立(みた)てて練習(れんしゅう)していきます。
「なんだそんな練習法(れんしゅうほう)。」とばかにしないで(くだ)さいね。

この練習(れんしゅう)をすれば、自分(じぶん)のキャスティング技術(ぎじゅつ)がどのくらいあるのかがだいたいわかりますよ。まずは、(だま)されたと(おも)ってやってみてください。準備(じゅんび)簡単(かんたん)です。

練習(れんしゅう)必要(ひつよう)(もの) 

 毛糸(けいと)・・・だけです

毛糸(けいと)はどんなものでも(かま)いませんが()やすい(いろ)(えら)んで(くだ)さい。
これは空中(くうちゅう)にある毛糸(けいと)形作(かたちづく)るループや直線(ちょくせん)をしっかりと()(とら)えるためです。高価(こうか)なものである必要(ひつよう)(まった)くありません。百円(ひゃくえん)くらいで()える毛糸(けいと)十分(じゅうぶん)です。

photo



準備(じゅんび)

 5mくらいに()り、両端(りょうたん)がほつれてこないようにしっかりと“かた(むす)び”します。(何度(なんど)(むす)んだり、おもりなどは()けないで(くだ)さい。毛糸(けいと)先端(せんたん)(おも)くしないことがポイントです。)これで、準備(じゅんび)完了(かんりょう)です。

photo


 練習(れんしゅう)をはじめる(まえ)に 重要事項(じゅうようじこう)説明(せつめい) を(かなら)ずお()みください。※「重要事項(じゅうようじこう)説明(せつめい)部分(ぶぶん)をクリック

 上記(じょうき)重要事項(じゅうようじこう)説明(せつめい)()んで同意(どうい)して(いただ)けましたら、早速(さっそく)自宅(じたく)気軽(きがる)にキャスティング練習(れんしゅう)をはじめてみましょう!まずはあなたの(おも)うとおりにキャストしてみてください。

 そして、(つぎ)空中(くうちゅう)でできるだけ毛糸(けいと)まっすぐに()ばすことを目指(めざ)してみて(くだ)さい。

<(まえ)のページ>         <目次(もくじ)(もど)る>          <(つぎ)のページ>
 

拍手する

コメント(-) | page top↑

A.フライフィッシングとは? 

 キャスティングの話に入る前に、入門者の方のためフライフィッシングの説明を少ししておきましょう。

フライフィッシングは、文字通り「フライ(毛ばり)を使ってするフィッシング(釣り)」のことです。

 しかし、毛ばりを使う釣りにはテンカラという方法が日本にも古くからあります。

どちらの釣りもロッドを使って重量のあるライン(釣り糸)を操り毛ばりを
キャストして(投げて)魚を釣ります。

 二つの釣りの大きな違いは、リール(ラインを巻き取っておくための道具)を使うか使わないかという点です。

この違いは、どちらが優れているか?という差ではなく、それぞれの釣りが生まれた背景の違いであるため、どちらの釣り方にも長所と短所があります。

 リールを使わないテンカラは日本の狭い渓流で発達してきた釣りです。

“ある一定の”長さの釣り糸を操るため近くにいる魚を効率よく釣るのに適しています。

しかし、遠くにいる魚を釣ろうとする場合はラインがポイントに届く所まで釣り人が近づかなければなりません。

つまり、テンカラはロッドに取り付けたラインが届く範囲内にいる魚を狙う釣りになります。

釣りの対象となる魚は主にイワナやヤマメなどの渓流魚です。

 フライロッド

 一方のフライフィッシングは、釣り人が接近できない遠くのポイントの魚も、リールからラインを引き出すことで狙うことができるようになります。

したがって、フライフィッシングは湖や海のような広い場所でも行えます。

そして、魚を狙える範囲は釣り人次第(その人がキャスティングによって伸ばせるラインの長さ)ということになります。


反対に、フライフィッシングはキャスティングがしにくい障害物の多い場所でするには向いていません。

釣りの対象となるは、渓流の魚をはじめとする淡水魚からシーバスなどの海水魚まで種類・サイズを問わず豊富です。
 
 以上、テンカラと比較することによりフライフィッシングには次のような
特徴があることがわかりました。

フライフィッシングは、

●(リールを使い)ラインの長さを変えることができる。
●(ロッドを使い)長さが変わるラインを操る。

そして、この(ロッドを使い)ラインを操ってフライを投げることをフライキャスティングと呼ぶのです。

※テンカラとフライフィッシングではそれぞれ専用のラインを使用します。

 実は、このフライフィッシングの特徴であり利点でもある「ラインの長さを変えられる」ということが、キャスティングを上達させる上で大きな障害となり得るのですが、その点は後で詳しくお話ししましょう。


<前のページ>         <目次に戻る>          <次のページ> 
  

拍手する
コメント(1) | page top↑

A.素手で行うキャスティング練習とは? 

 フライキャスティングの練習を始めて「自分はどれくらい上達しているのだろう?」と思った時はどのように確認すればよいのでしょうか?

フライラインをどれくらい伸ばせたかを計ればよいのでしょうか?

それとも、フライをどの程度正確に狙った所に落とせるようになったのかを見ればよいのでしょうか?

もちろん、キャスティングできる範囲を広げたりフライを落とす位置の精度を高めることは大切です。

でも、実はフライフィッシングをはじめたばかりの人にとって、“どのように”キャスティングを行なっているか知ることの方がもっと大切なのです

つまり、それはキャスティングのプロセス(過程)を知るということです。

キャスティング中に自分がどのような動作をしているのかを把握し改善することでキャスティングは向上します。

そして、自分が“どのように”キャスティングしているのかを知るにはループを見ます。

 フライフィッシングにおいて ループ とは

キャストの際に伸びていくフライラインが形作る輪(正確には輪ではなくアルファベットのJやUの文字に似た形)のことをいいます。



             を押すと動画が再生します。

このラインのループ幅を広げたり、狭めたり、開いたり、閉じたり、自在に操ることをループコントロール Loop Control といいます。

このループコントロールを習得出来れば、様々な状況に合わせたキャストができるようになるのです。

そして、様々な状況に対応できるということは、それだけ魚を釣るチャンスも増えるということを意味します。

 例えば、遠いポイントにいる魚をターゲットにするときは、タイトループ Tight Loop(ループ幅の狭い)キャストが必要とされるでしょう。

あるいは、速い川の流れの向こう側のポイントにいる魚をターゲットとするような場合、オープンループ Open Loop(ループが開いた)キャストを使うことがあります。

釣り人はフライをポイントにただ投げ入れているのではなく、釣り場の状況に応じてループを使い分けながらキャストしているのです。

 誤解を招くことを恐れずに言うと、フライフィッシングとはロッドを使ってラインを操る釣り、つまり、ループをコントロールする釣りなのです。

そして、このループコントロールの基礎を気軽に学ぶことができるのが

  毛糸を使って素手で行うキャスティング練習 です。

※この練習でロッドは使いませんまた、毛糸をフライラインに見立てて練習していきます。

実際のキャスティングとこの練習との違いは、このループコントロールをロッドを使ってするか、それとも素手で行うかだけの違いです。

(もちろん、ロッドを使わなければできないキャストやライン操作はありますが、キャスティングの基礎に違いはありません。)

つまり、フライキャスティングが上手い人とは、“ロッドを使って”ループをコントロールするのが上手い人と言えるでしょう。

「なんだそんな練習法か」とばかにしないで下さいね。

この練習をすれば自分のキャスティング技術がどのくらいあるのかがだいたいわかりますよ。まずは騙されたと思ってやってみてください。準備は簡単です。

(練習に必要な物) 

 毛糸・・・だけです

毛糸はどんなものでも構いませんが見やすい色を選んで下さい。
これは空中にある毛糸が形作るループや直線をしっかりと目で捉えるためです。高価なものである必要は全くありません。百円くらいで買える毛糸で十分です。

キャスティング練習で使う毛糸①


(準備)

 5mくらいに切り、両端がほつれてこないようにしっかりと“かた結び”します。(何度も結んだり、おもりなどは付けないで下さい。毛糸の先端は重くしません。)これで、準備は完了です。

キャスティング練習で使う毛糸②


 練習をはじめる前に 「重要事項の説明①」 を必ずお読みください。※「重要事項の説明①」部分をクリック

 上記の重要事項の説明①を読んで同意して頂けましたら、早速自宅で気軽にキャスティング練習をはじめてみましょう!まずは自分の思うとおりにキャストしてみてください。

<前のページ>         <目次に戻る>          <次のページ> 
 

拍手する
コメント(0) | page top↑

B.ラインの形を見てキャスティングを矯正する

 この練習(れんしゅう)はフライフィッシングを(まった)くやったことがない(ひと)にはちょっと(むずか)しいと(おも)います。また、フライフィッシング経験者(けいけんしゃ)(なか)にも「(かる)毛糸(けいと)で、しかも素手(すで)でキャストするのは以外(いがい)(むずか)しい。」と(かん)じる(かた)がいるかも()れません。

でも、上手(うま)くキャスティングできないと心配(しんぱい)することはありません。()(かえ)練習(れんしゅう)していくうちにだんだんとコツが(つか)めてきます。

素手(すで)でキャスティングをする場合(ばあい)(たよ)れるのは自分(じぶん)(ちから)だけです。
ロッドを使(つか)わない(ロッドに(たよ)れない)ので、自分(じぶん)実力(じつりょく)がそのまま毛糸(けいと)(かたち)になって(あら)われると()っていいかも()れません。

この上達法(じょうたつほう)では、このことを(おお)いに利用(りよう)していきます。つまり、

毛糸(けいと)(かたち)()自分(じぶん)のキャスティングに()りないものを(とら)える

のです。

はっきりと()()確認(かくにん)しながら毛糸(けいと)(かたち)修正(しゅうせい)していけば、自然(しぜん)自分(じぶん)のキャスティングも矯正(きょうせい)されていくと(かんが)えてください。

そして、素手(すで)でループ・コントロールができるようになれば、キャスティングの(ちから)増幅(ぞうふく)してくれるロッドを使(つか)(とき)にはもっと容易(ようい)にキャストすることが可能(かのう)になるのです

自分(じぶん)必要(ひつよう)なものは毛糸(けいと)(かたち)(おし)えてくれています。
 まずは、キャスティング(ちゅう)毛糸(けいと)(かたち)ループをしっかりと()ることを心掛(こころが)けて(くだ)さい。

あなたのループは、タイトになっていますか?ワイド?オープン?それとも、クローズドですか?大切(たいせつ)なことは、そのループがあなたの意思(いし)形作(かたちづく)られたものか(いな)かという(てん)です。

上手(うま)毛糸(けいと)()びていかないという(ひと)は、「とにかく毛糸(けいと)(とお)くへ()ばそう」とか「(おも)いきり()げよう」と(ちから)()()ぎていませんか?そして、(りき)めば(りき)むほど毛糸(けいと)(ちから)(うしな)いひらひらと()ちていないでしょうか?

この(とき)大切(たいせつ)なのは、(ゆか)()ちた毛糸(けいと)(かたち)ではなく、キャスティング(ちゅう)毛糸(けいと)(かたち)ループ)だという(てん)です。

何故(なぜ)なら、実際(じっさい)のキャスティングでフライラインが()ける空気(くうき)抵抗(ていこう)(かぜ)影響(えいきょう)は、室内(しつない)(おこ)なうこの練習(れんしゅう)毛糸(けいと)()けるそれよりもはるかに(おお)きなものだからです。

たとえこの練習(れんしゅう)(とお)くまで直線的(ちょくせんてき)毛糸(けいと)()ばせたとしても、それが(おお)きな()(えが)いて(ゆか)()ちるようなキャストであれば、(とお)くのポイントにいる(さかな)(ねら)うキャストとして、(のぞ)ましいものではありません。

このようなキャストは、実際(じっさい)にフライフィッシングをする(とき)空気(くうき)(かぜ)影響(えいきょう)(つよ)()けてしまい、フライがどこに()ちるか(まった)見当(けんとう)がつかなくなるからです。

フライを(さかな)がいるポイントまで(とど)けてくれるのはループの推進力(すいしんりょく)(ラインがほどけていく力)ということを(おぼ)えておきましょう。

 それでは実際(じっさい)にキャスティング練習(れんしゅう)をはじめましょう。まず、毛糸(けいと)(なが)さを一定(いってい)にしてキャスティングを(おこ)ないます。これは毛糸(けいと)()った(ちから)分散(ぶんさん)させないためです。

第一章(だいいっしょう)のAで()べた(とお)り、「・・・ラインの(なが)さを()えられるということが、フライキャスティングを上達(じょうたつ)させる(うえ)(おお)きな障害(しょうがい)となり()る・・・」ため、ここではまず、(なが)さの一定(いってい)毛糸(けいと)十分(じゅうぶん)(ちから)()せられるようになることを目指(めざ)します。)

毛糸(けいと)末端(まったん)から60~70cmのところを親指(おやゆび)(うえ)にして(かる)(にぎ)ります。これは、サム・オン・トップという実際(じっさい)にロッドを(にぎ)るときと(おな)(にぎ)(かた)です。

photo photo

 ポイントは(りき)まずに(かる)(にぎ)という(てん)です。手首(てくび)固定(こてい)してしまわないように注意(ちゅうい)します。そして、(あま)った毛糸(けいと)(ゆか)()らさずに反対側(はんたいがわ)()でまとめて()っておきましょう。

(つぎ)に、(うで)(おお)きく()って毛糸(けいと)前後(ぜんご)左右(さゆう)自由(じゆう)(うご)かしてみて(くだ)さい。そして、どのような(うで)(うご)きをした(とき)毛糸(けいと)が“直線的(ちょくせんてき)に”なるか自分(じぶん)(たし)かめてみましょう。

 毛糸(けいと)仕舞(しま)()まず、()()くところへ()いて、()()いたらすぐにキャスティング練習(れんしゅう)できる環境(かんきょう)(つく)っておきます。そうすることで練習量(れんしゅうりょう)飛躍的(ひやくてき)()やすことができるのです。

いつでも気軽(きがる)にはじめられることが(なに)より大切(たいせつ)です

<(まえ)のページ>         <目次(もくじ)(もど)る>          <(つぎ)のページ>



拍手する
コメント(-) | page top↑