①ラインを直線的に“引く” 

 フライキャスティングの基本動作、第1ステップは「引く動作」です。

毛糸を空中で直線的に伸ばすためには、まず毛糸を直線的に引く必要があります。

(もちろん、毛糸は重力で下に落ちようとするのでその影響が出ない速さで引く必要があります。)

この動きはあまり経験したことがないと思いますので最初は戸惑うでしょう。

しかし、慣れの問題ですので何度も繰り返してとにかく慣れてしまいましょう。

 毛糸を直線的に引けるようになるとあることに気が付きます。

それは、「わずか60~70cmの毛糸でも空中でまっすぐにするのには体全体を使う必要がある。」ということです。手首だけでも腕だけでもない、体全体を使った動きです。

そして、毛糸が動く軌道を直線的にするためのポイントは、体の動きを滑らかにするという点です。

これこそがフライロッドでいう“しなり(たわみ)”であり、ロッドを使わないこの練習におけるあなたの役割です。

つまり、体全体がフライロッドの役目を果たしていると言えるでしょう

 そして、体全体を使いその動きを大きくすればするほど、毛糸を“長く”直線的に引くことができるはずです。

この時、一方向に大きく体を動かせば動かしただけ続けて反対方向へ動かすときの軌道を長く取ることができます。

(例えば、後ろ方向に体を大きく動かして毛糸を引いた後続けて前方へ毛糸を動かす場合、非常に長い軌道を前方に確保することができます。

 この直線的で長い軌道を取ることが毛糸を遠くまで伸ばすためのポイントになります。

手首だけ、あるいは腕だけを使うのではありません。

“体全体を使って”毛糸が直線的になるように練習してみて下さい。

 必要なことは、引っ張られる毛糸がきちんと直線的になっているかをしっかりと目で見て確認することです。

もし毛糸がまっすぐになっていなければそれはあなたが毛糸をまっすぐに引けていない、あるいは引く速度が遅いことを表しています。

 実際のフライフィッシングにおいても、使うロッドの長さや種類などによりラインを引く速度は異なります。

毛糸を使ったこの練習では毛糸をまっすぐにするのに見合った(応じた)速度で引けるようになりましょう。

 また、フライフィッシングでは様々な方向や角度にキャスティングをするので、前後の動きだけでなく、左右、斜め上、斜め下など自由に角度を変えて試してみて下さい。



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