A.フライフィッシングとは? 

 キャスティングの話に入る前に、入門者の方のためフライフィッシングの説明を少ししておきましょう。

フライフィッシングは、文字通り「フライ(毛ばり)を使ってするフィッシング(釣り)」のことです。

 しかし、毛ばりを使う釣りにはテンカラという方法が日本にも古くからあります。

どちらの釣りもロッドを使って重量のあるライン(釣り糸)を操り毛ばりを
キャストして(投げて)魚を釣ります。

 二つの釣りの大きな違いは、リール(ラインを巻き取っておくための道具)を使うか使わないかという点です。

この違いは、どちらが優れているか?という差ではなく、それぞれの釣りが生まれた背景の違いであるため、どちらの釣り方にも長所と短所があります。

 リールを使わないテンカラは日本の狭い渓流で発達してきた釣りです。

“ある一定の”長さの釣り糸を操るため近くにいる魚を効率よく釣るのに適しています。

しかし、遠くにいる魚を釣ろうとする場合はラインがポイントに届く所まで釣り人が近づかなければなりません。

つまり、テンカラはロッドに取り付けたラインが届く範囲内にいる魚を狙う釣りになります。

釣りの対象となる魚は主にイワナやヤマメなどの渓流魚です。

 フライロッド

 一方のフライフィッシングは、釣り人が接近できない遠くのポイントの魚も、リールからラインを引き出すことで狙うことができるようになります。

したがって、フライフィッシングは湖や海のような広い場所でも行えます。

そして、魚を狙える範囲は釣り人次第(その人がキャスティングによって伸ばせるラインの長さ)ということになります。


反対に、フライフィッシングはキャスティングがしにくい障害物の多い場所でするには向いていません。

釣りの対象となるは、渓流の魚をはじめとする淡水魚からシーバスなどの海水魚まで種類・サイズを問わず豊富です。
 
 以上、テンカラと比較することによりフライフィッシングには次のような
特徴があることがわかりました。

フライフィッシングは、

●(リールを使い)ラインの長さを変えることができる。
●(ロッドを使い)長さが変わるラインを操る。

そして、この(ロッドを使い)ラインを操ってフライを投げることをフライキャスティングと呼ぶのです。

※テンカラとフライフィッシングではそれぞれ専用のラインを使用します。

 実は、このフライフィッシングの特徴であり利点でもある「ラインの長さを変えられる」ということが、キャスティングを上達させる上で大きな障害となり得るのですが、その点は後で詳しくお話ししましょう。


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--フライフィッシングと比較してテンカラが優れている点とは何ですか?--

フライフィッシングと比較してテンカラが優れている点とは何ですか?
by: * 2015/08/17 23:38 * URL [ 編集] | page top↑

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